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その門番、最強につき〜追放された防御力9999の戦士、王都の門番として無双する〜(1) (モンスターコミックス) [ あまなちた ] 価格:704円 |
またまたタイトル長っ!!
⚠以下、作品の紹介や感想を書くにあたり、多少のネタバレを含みますのでご注意ください⚠
ストーリー紹介
Bランクパーティである『紅蓮の牙』に所属しているジークは、ある日のクエストを終えたあと、突然パーティをクビになってしまいます。
理由はチームリーダーのナハト曰く「戦いの時に攻めずに守りばかりでろくにやり返しもしないから、そんな臆病者は自分のパーティにはいらない」と言うものでした。
「自分はパーティの為に役割を果たしているだけ」
と言うジークの言葉にナハトは聞く耳を持ちません。
他の仲間たちもナハトに同意したため、ジークは素直に受け入れ、パーティを抜けることにしました。
ギルドに手続きをしに行ったジークは、そこで新たな仕事を紹介されます。
それは『王都アスタロトの門番』でした。
採用試験の際に防衛戦(自分からの攻撃は禁止)で『守る力』があるか実力を証明してみろと言われ、ジークはそこで『アイアンターゲット』と言うスキルを発動します。
この『アイアンターゲット』とは、攻撃を全て自分に集めることができるスキル。
そう、ジークの言う「自分はパーティの為に役割を果たしているだけ」と言う言葉は本当のことで、敵の攻撃を自分に全て向けることで、仲間が攻撃に専念できるようにしていたのです。
無事に採用試験を合格したジークは門番として働き始めます。
その実力からすぐに分団長を任されますが、なんとジークが任された第五分団は衛兵団屈指の問題児ばかり。
そんな問題児を冷静な対処で淡々とまとめ上げて、信頼を集めていくジーク。
相反して、ジークが抜けたことでクエストに失敗ばかりするようになった『紅蓮の牙』は、周りからの信頼を無くして行き、トラブルを起こしてしまいます。
ジーク、そして『紅蓮の牙』の行く末はーーー。
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感想
クセ強問題児と超冷静沈着のお堅いジークのやりとりが非常に面白い内容となっています。
そんなコントのような内容の中にも、現仲間の裏切りや、元仲間とのいざこざ、さまざまなトラブルがあり、それにブレずに対処していくジークの格好良さや器の広さにも心が震えます。
個人的に好きなのが、2巻で登場する氷姫と呼ばれる騎士団の副団長・エレノアとジークのやりとり。
『氷姫』と呼ばれるほどのクールビューティーで、実力も名に恥じないエレノア。
でも自分を完膚なきまでに負かしたジークに対しては、ベタ惚れで氷が解けるほどのデレデレっぷり。
もはや止められないエレノアの恋の暴走に対し、ジークはブレずに淡々と対応します。
その温度差が面白すぎて、そしてエレノアが可愛すぎて毎度笑わされています。
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