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猫絵十兵衛〜御伽草紙〜(1) (ねこぱんちコミックス) [ 永尾まる ] 価格:660円 |
⚠以下、作品の紹介や感想を書くにあたり、多少のネタバレを含みますのでご注意ください⚠
ストーリー紹介
鼠よけの絵を描く絵師・十兵衛と、猫又(人間の言葉を理解し話せる猫の妖怪)・ニタは、絵を売りながら共に暮らしています。
そんな2人の周囲で起こる猫と主人の切なくも感動的なストーリーが描かれています。
最初のお話は、目の病に臥る主人のために、毎日お宮参りをする猫・手白のお話。
毎日お宮さんに願掛けに通う猫・手白の願いが叶う満願成就の日…しかし、それは手白と主人の別れの日となってしまいます。
目の病が治ったのが愛猫・手白のおかげだと知った主人は、その時何を思うのかーー。
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感想
第1話から、涙無くしては読めません。
感動的な、でも切ない猫の恩返し的なストーリーが多いです。
個人的には2巻(28話~30話)の縹と和尚の話が大好きで、何度も読み返しました。
ネタバレになってしまうので詳細は割愛しますが、縹と和尚の別れの時、和尚が縹に伝えた最後の言葉。
『心が共にあれば良い事だ 心は自由だ お主がどこにいようと 心は繋がっておるよ 縹……』(2巻30話参照)
と言う言葉がとても切なくて…
お互いを想う気持ちや、縹と和尚の絆に涙が溢れます。(この記事を書いている今も、読み直して泣きながら書いています…)
これは絶対に読んでほしいです!
そして18巻では縹が表紙を飾っていますので、まさかと思いきや!!また縹と和尚が帰ってきますよ!
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